美容師経営者の1週間|学び・筋トレ・SNS発信・家族時間・経営の葛藤【7月16日〜22日】

美容師経営者の1週間|学び・筋トレ・SNS発信・家族時間・経営の葛藤【7月16日〜22日】

毎日仕事をして、トレーニングをして、家族との時間を過ごし、音声配信で考えていることを言葉にする。

一つひとつを切り取れば、特別な出来事ではないかもしれません。

しかし、1週間分をまとめて振り返ってみると、その時々で悩んでいたことや、新しく気づいたこと、自分なりに改善しようとしていたことが見えてきます。

今回の記事では、7月16日木曜日から7月22日水曜日までにstand.fmで話した内容を整理しました。

主なテーマは次のとおりです。

  • 美容師としての薬剤知識と業界ルール
  • 勉強によって生まれる気づきと理解
  • 低価格サロンにおける技術と効率の両立
  • SNSで人を惹きつける文章とユーモア
  • MBTIを使った自己分析
  • 筋トレと減量の習慣化
  • 家族との休日、蕎麦、川遊び、温泉
  • マリオカートとゲームの進化
  • 読書と雑誌付録の価値
  • 米作り、雇用、給与、税金、店舗経営

振り返ってみると、この1週間に共通していたのは、今までのやり方をそのまま続けるのではなく、少しずつ自分を更新していくことでした。


7月16日木曜日|美容師としてのルールとケミカル知識

木曜日のトークテーマは「芸術と歴史」です。

ところが、この日は最初に録音した内容がうまくまとまらず、12分ほど話したものの、ほとんど独り言のようになってしまいました。

そこで一度録音をやり直し、美容業界における「ルールの変化」を中心に話しました。

美容業界の常識は時代とともに変わる

スポーツや芸術のルールが変わるように、美容業界のルールや常識も変化します。

以前は一般的に使われていた薬剤や施術方法が、成分や安全性、法令、メーカーの方針などを理由に、徐々に使われなくなることがあります。

パーマ剤、ヘナカラー、酸化染料、トリートメントなども同様です。

美容師は、一度覚えた知識だけで長期間仕事を続けられる職業ではありません。

新しい薬剤が登場すれば、その特徴や使用方法を学ぶ必要があります。反対に、これまで使用していた薬剤が市場から減っていく場合には、その理由も理解しなければなりません。

カラー剤とジアミンの問題

ヘアカラーを扱ううえで、アレルギーへの配慮は欠かせません。

特に酸化染毛剤に含まれることがある染料成分については、お客様の体質や過去の施術履歴を確認しながら慎重に扱う必要があります。

一方で、特定の成分を使わないカラー剤には、染まり方や色持ち、明るさの調整などで制限が出る場合もあります。

単純に「成分が入っていないから良い」「入っているから悪い」と判断するのではなく、薬剤の性質とリスクを理解したうえで、適切に選択することが重要です。

経験だけに頼らず、知識を更新する

私自身、薬剤に関するすべての知識を完璧に持っているわけではありません。

実際に使った感覚や仕上がりを見ながら判断している部分もあります。

しかし、SNSを見ると、20代や30代でも薬剤の成分や反応について詳しく学び、分かりやすく発信している美容師が数多くいます。

そうした発信を見ると、40代になっても、まだ学ばなければならないことが多いと感じます。

過去には、生ケラチンやトリートメントの講習にも参加し、学んだ内容をお客様への施術に取り入れてきました。

ただし、高度な技術や高品質な薬剤を導入したからといって、それだけでお客様が継続して来店してくださるとは限りません。

ここに、美容師としての理想と、店舗経営の現実があります。

技術・価格・顧客満足のバランス

良い薬剤を使い、時間をかけて丁寧に施術すれば、その分だけ原価や施術時間が増えます。

価格も上げなければ、店舗経営として継続できません。

しかし、お客様の側にも予算があります。

どれほど気に入ったメニューでも、価格が高ければ続けられない方もいます。

反対に、低価格で多くのお客様に対応するビジネスモデルでは、限られた時間の中で一定の品質を維持しなければなりません。

そこで私が日々心がけているのが、次の2点です。

  1. 丁寧に、できるだけ素早く仕上げる
  2. 店内を常に清潔に保つ

華やかな技術や最新の薬剤だけが、サロンの価値ではありません。

決められた価格と時間の中で、安定した施術を提供すること。お客様が不快に感じない清潔な環境を作ること。

こうした基本の積み重ねが、長く続く店舗を作るのだと思います。


7月17日金曜日|勉強は知識を更新するサイクル

金曜日のテーマは「勉強と道具」です。

一般的に道具と聞くと、鉛筆、本、パソコン、スマートフォンなどを想像します。

しかし、勉強においては、これまで自分が経験してきたことも重要な道具になります。

経験は勉強の材料になる

過去に経験したことがあれば、似た状況に直面したときに、ある程度の予測を立てられます。

「以前はこの方法でうまくいったから、今回も同じようにすればよい」

そう考えて行動することができます。

ところが、改めて調べてみると、過去に正しいと思っていた知識が間違っていたと分かる場合もあります。

そこで認識を修正し、次の行動に反映させる。

この繰り返しが、勉強なのではないかと思います。

勉強が生み出す5つの流れ

私なりに、勉強には次のようなサイクルがあると考えました。

  1. 勉強によって気づきが生まれる
  2. 気づきによって理解が深まる
  3. 理解が深まると謙虚になる
  4. 謙虚になると対象への敬意が生まれる
  5. 敬意が新しい好奇心につながる

そして、好奇心が次の勉強を生みます。

つまり勉強とは、何かを覚えて終わる作業ではありません。

気づき、理解し、自分の認識を修正して、さらに学び続ける循環です。

この考え方は、美容技術、経営、筋トレ、SNS運用など、ほとんどすべての分野に当てはまります。

客数が少なくても売上は残ることがある

前日の営業は、暑さの影響もあったのか、思ったほど客数が伸びませんでした。

営業中は「今日は売上がかなり低いかもしれない」と感じていました。

しかし、営業終了後に数字を確認すると、客数の割には売上が残っていました。

店舗経営では、営業中の感覚と実際の数字が一致しないことがあります。

忙しく感じても単価が低ければ売上が伸びないことがあります。反対に、客数が少なくても、施術内容によって一定の売上を確保できる場合があります。

だからこそ、感覚だけで判断せず、毎日の数字を確認することが大切です。

トレーニングを習慣に変える

トレーニングを始めて約1か月。

実際に運動した日数としては20日前後でしたが、ようやく体重が1キロほど減り、変化を実感できるようになりました。

始めたばかりの時期は、成果が見えにくく、1か月が非常に長く感じます。

しかし、一定期間を乗り越えると、運動すること自体が生活の一部になってきます。

同じメニューだけを繰り返すと飽きや疲労が出るため、種目や負荷を調整しながら続けることが重要です。

また、「この時間にはこれをする」と決めておくと、行動を習慣に変えやすくなります。

次の課題は、運動だけでなく食事と時間の管理です。

  • 食物繊維を意識する
  • 間食のカロリーを抑える
  • YouTubeやSNSを見る時間を減らす
  • 投稿や勉強など、目的のある利用に限定する

体重を落とすためには、トレーニング量を増やすだけでなく、日常生活全体を整える必要があります。


7月18日土曜日|SNS発信にはユーモアと慎重さが必要

土曜日はフリートークです。

この日は、サロンワーク、SNS、モノマネ、性格診断、衛生管理、洗濯機の臭いまで、幅広い内容を話しました。

忙しさには波がある

アルバイトスタッフが出勤していた午前中は、12時近くまで一気に忙しくなりました。

ところが午後になると客足が落ち着き、スタッフに十分な仕事を任せられない時間が発生しました。

少人数の店舗では、来客数を正確に予測するのが難しいものです。

忙しい時間に人手が足りなければ機会損失が起きます。しかし、客数が少ない時間にスタッフを多く配置すると、人件費が重くなります。

今後、人を雇いながら店舗を運営するには、曜日別・時間帯別の客数を記録し、勤務時間の精度を高める必要があります。

カット中に頭が動くと仕上がりが変わる

この日は、カット中にお客様の頭が傾き、左右の長さを合わせるのが難しい場面もありました。

特にボブや切りっぱなしのスタイルでは、頭の角度や姿勢によって、髪が落ちる位置が変わります。

左右の毛量、生え方、骨格も同じではありません。

そのため、施術中はできるだけ正面を向き、頭を動かさないでいただけると、より正確に仕上げられます。

低価格カットでは、ブローやアイロン仕上げを省略することもあります。

自宅で再現しやすい範囲と、アイロンやブローが必要なスタイルとの違いを、施術前に説明することも重要です。

面白い話ほどSNSに出しにくい

お客様と、SNSのフォロワーを増やす方法について話す機会がありました。

SNSでは、一般論よりも、実体験や具体的な人物描写の方が反応を得やすい傾向があります。

私の場合、家族や身近な人の言動をモノマネして話すと、笑ってもらえることがあります。

しかし、そのままSNSに出すと、本人や家族が不快に感じる可能性があります。

面白さを優先しすぎれば、身近な人を傷つけるかもしれません。

反対に、誰にも配慮しすぎると、当たり障りのない文章になり、発信の魅力が弱くなります。

そこで必要なのが、事実をそのまま暴露するのではなく、人物や状況を特定できない形に変え、表現として再構成することです。

文章にもモノマネ力を活用する

モノマネは、単に声を似せることではありません。

話す速度、言葉の選び方、間の取り方、感情の強弱などを観察し、再現する作業です。

これは文章にも応用できます。

登場人物の雰囲気や会話のテンポを文章で表現できれば、ただの出来事が読み物になります。

今後のThreadsやXでは、次の点を意識したいと考えました。

  • 実体験を入れる
  • 読み手が場面を想像できるように書く
  • ユーモアを加える
  • 身内やお客様が特定されないようにする
  • 投稿前に文章を見直す
  • 読む側ではなく、価値を与える側になる

短文SNSであっても、反射的に投稿するのではなく、構成を考えてから発信することが重要です。

MBTIを自己分析の材料にする

16タイプの性格診断では、INFP-Aという結果が出ました。

性格診断は、結果を見て終わるだけでは大きな意味を持ちません。

自分の考え方や行動の傾向と照らし合わせ、どの部分が当てはまるのかを考えることで、初めて自己分析の材料になります。

ただし、診断結果を絶対視する必要もありません。

「自分はこのタイプだから、こうするしかない」と決めつけるのではなく、自分を客観視するための一つの補助線として使うのが現実的です。

衛生管理は譲れない

サロンでは、衛生面に特別な配慮が必要なケースもあります。

不快な臭いや汚れが強い場合には、施術後の器具、椅子、クロス、床などを通常以上に丁寧に清掃・消毒しなければなりません。

低価格サロンであっても、衛生管理まで簡略化してよいわけではありません。

お客様とスタッフの双方が気持ちよく過ごすために、清掃と消毒は譲れない部分です。

タオルの臭いと洗濯機の問題

店舗で使用するタオルに、洗っても臭いが残る問題もありました。

考えられる原因は複数あります。

  • 洗濯物を長時間放置している
  • 洗濯槽に汚れやカビが付着している
  • タオルが完全に乾いていない
  • 洗剤や柔軟剤を入れすぎている
  • 洗濯物を詰め込みすぎている

忙しい日に洗濯が終わったまま翌日まで放置してしまうと、雑菌が増え、再び洗っても臭いが残ることがあります。

店舗の清潔感は、店内だけでなく、タオルやクロスの臭いにも左右されます。

定期的な洗濯槽の清掃と、洗濯後すぐに乾燥させる仕組みを作る必要があります。


7月19日日曜日|トレーニングと家族で過ごす休日

日曜日は、朝4時台からトレーニングを行いました。

数日間続けて有酸素運動を行っていたため、かなり疲労も蓄積していました。

長距離ランニングに取り組む芸能人や競技者のトレーニングを見ると、単純に長時間走るだけではなく、速度や傾斜、フォーム、回復まで計画的に管理していることが分かります。

趣味であっても、一つのことに本気で取り組み続ける姿は魅力的です。

舟形町で蕎麦のコース料理を体験

トレーニング後は、家族で舟形町方面へ出かけました。

山道を進んだ先にある蕎麦店では、一般的な蕎麦屋とは少し異なり、約2,500円のコース形式で料理を楽しめました。

蕎麦に2,500円と聞くと、最初は高く感じます。

しかし、普段とは異なる提供方法や料理の組み合わせを体験することで、価格だけでは判断できない価値があることに気づきます。

店舗経営をしていると、どうしても原価や回転率で物事を見てしまいます。

だからこそ、他店のサービスを利用し、お客様として体験することが、自分の感性を更新する機会になります。

川遊びと若あゆ温泉

食事の後は、鮎釣りで知られる場所へ移動しました。

釣り人や川遊びをする子どもたちを眺めながら、家族で自然の中の時間を過ごしました。

靴が濡れるなどの小さなトラブルもありましたが、それも含めて休日らしい思い出です。

その後に訪れた温泉は、大人500円ほどで利用でき、熱めのお湯と山の景色を楽しめました。

露天風呂から見える山、川、街並みは非常に美しく、心身ともにリセットされる感覚がありました。

高額な旅行をしなくても、県内には十分に楽しめる場所があります。

地方で暮らしていると、身近な自然や施設の価値を見落としがちです。

しかし、少し足を延ばすだけでも、家族で良い時間を作ることができます。


7月20日月曜日|マリオカートとゲームの歴史

月曜日は「ゲームと歴史」です。

子どもとNintendo Switch 2向けの『マリオカート ワールド』を遊び、ゲームの進化を改めて実感しました。

スーパーファミコンから続くマリオカートの面白さ

私が過去に特に遊んだのは、スーパーファミコン版とNINTENDO 64版です。

スーパーファミコン版は、現在の作品と比べればグラフィックも操作方法もシンプルです。

それでも、コース設計、アイテム、駆け引きがよく作られており、今遊んでも面白さの核は変わりません。

赤い甲羅に追いかけられる恐怖。

スターを取ったときの高揚感。

羽を使ってショートカットを狙う面白さ。

限られた性能の中で、遊びを成立させる工夫が詰まっています。

NINTENDO 64版になると、コースが立体的になり、ドリフトやスピード感もより分かりやすくなりました。

そして現在のマリオカートでは、画面表現、コースの広さ、操作感、遊び方がさらに進化しています。

一方で、子どもと一緒に遊んだときに感じる楽しさは、昔と大きく変わりません。

ゲームの歴史は、技術の進化だけでなく、親から子へ体験が引き継がれていく歴史でもあります。

『天穂のサクナヒメ』の完成度

子どもが遊んでいた『天穂のサクナヒメ』にも、改めて魅力を感じました。

米作りとアクションを組み合わせ、収穫した米の品質が主人公の能力に反映される仕組みは非常に独創的です。

ゲームデザイン、キャラクター、音楽、世界観が一つにまとまっており、作り手の情熱が伝わります。

一つの作品として高い評価を得たからこそ、その後の展開には難しさもあります。

漫画、アニメ、グッズ、スマートフォン向け展開など、別媒体に広げれば必ず成功するわけではありません。

人気作品の価値を維持するには、何でも展開するのではなく、ファンが何を求めているかを見極める必要があります。

個人的には、基本システムを生かしながらブラッシュアップした正統な続編も見てみたいと感じます。

これはゲームに限らず、事業にも当てはまります。

新しい事業へ次々に手を出すより、すでに評価されている商品やサービスを改善し、強くする方が成功確率は高い場合があります。


7月21日火曜日|読書、雑誌付録、話し方のトレーニング

火曜日のテーマは「読書と何々」です。

この週は新しい本をあまり読めていなかったため、雑誌の付録について考えました。

雑誌の付録が商品価値を変える

雑誌には、本誌以外の付加価値として付録が付くことがあります。

カード、バッグ、小物入れ、フィギュア、ミニカー、レシピ冊子など、種類はさまざまです。

付録の内容が魅力的であれば、普段その雑誌を読まない人まで購入します。

一方で、人気カードなどが付属すると、転売目的の購入が増え、普段から読んでいる人が買えなくなる問題も起こります。

企業側にとっては、付録によって販売数が増えることはメリットです。

しかし、本来の読者が離れてしまえば、長期的には雑誌の価値を損なう可能性があります。

需要と供給のバランスを考えながら、本誌そのものにも興味を持ってもらえる仕組みが必要です。

応募券という昔ながらの仕組み

個人的に面白いと感じるのは、応募券を集めて申し込む形式です。

欲しい人だけが応募するため、付録そのものを全冊に付けるよりも、転売目的の大量購入を抑えられる可能性があります。

デジタル応募と組み合わせれば、購入者との継続的な接点も作れます。

昔ながらの仕組みでも、設計次第では現在のマーケティングに活用できます。

読んでみたい原作本

子どもが夢中になっている本を見ると、自分も物語をじっくり読みたくなります。

特に読んでみたいのが、『すずめの戸締まり』や『魔女の宅急便』の原作です。

映像作品を先に知っている場合、登場人物や風景を想像しながら本を読めます。

映像と文章では、同じ物語でも受け取る印象が異なります。

ただし、読書には時間と余白が必要です。

仕事、家事、トレーニング、SNSに追われていると、本を開いても集中できません。

本を読むためには、本を買うことよりも、読める生活を作ることが先なのかもしれません。

モノマネで接客の話し方を改善する

この頃、低く落ち着いた声で、ゆっくりはっきり話す練習をしていました。

特定の声優の話し方を参考にすることで、自分の早口や滑舌を改善できるのではないかと考えたからです。

モノマネをしながら接客すると聞けば、ふざけているように感じるかもしれません。

しかし目的は、声そのものを似せることではありません。

  • 話す速度を落とす
  • 語尾まで明確に発音する
  • 言葉と言葉の間を取る
  • 落ち着いた声量で話す
  • 相手が聞き取りやすい伝え方をする

こうした要素を意識するための練習です。

美容師は、技術だけでなく、カウンセリングや説明の分かりやすさも評価されます。

自分に合った話し方を見つけることで、接客の質も高められるはずです。


7月22日水曜日|筋トレ、米作り、雇用と経営

水曜日は、当初予定していたトークテーマを思い出せず、フリートークに近い内容になりました。

しかし、振り返ってみると、筋トレ、米作り、働き方、雇用、税金と、経営者として重要なテーマが多く含まれていました。

忙しい日でも食事を取れた

前日は朝から晩まで、カットやカラーで忙しい一日でした。

40人を超えるお客様に対応しながらも、食事を取る時間は確保できました。

忙しいこと自体はありがたい一方で、休憩を取れない状態が続けば、集中力や施術品質が落ちます。

忙しい日にこそ、短時間でも食事と水分補給を行う仕組みが必要です。

引き締めたいなら、やりすぎない選択も必要

身体を大きくするのではなく、引き締めたい場合は、限界まで追い込む筋トレが常に必要とは限りません。

自分には「きついことをやってこそトレーニング」という感覚があります。

小さい頃から、無理をしてでも頑張ることを良しとしてきた部分もあります。

しかし、減量が目的なのに、疲労や食欲が増え、体重が増えてしまえば、目的と方法がずれています。

運動では、頑張った感覚よりも、目的に合った負荷を選ぶことが重要です。

脚、背中、腕などを分けて鍛え、同じ部位には休養を入れる。

疲労が強い日は軽くする。

完全休養を嫌う場合でも、散歩や軽いストレッチだけの日を作る。

こうした調整もトレーニングの一部です。

なお、「40秒を超えると完全に有酸素運動になる」といった単純な区切りでは判断できません。

筋力向上、筋肥大、持久力では、重量、回数、動作速度、休憩時間、総運動量などが関係します。

動画や断片的な情報だけで判断せず、改めて基礎から学び直す必要があります。
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h3>田んぼの中干しから学ぶ

移動中に田んぼを見ると、水が抜かれている場所がありました。

稲作では、生育の途中で田んぼの水を落とし、土を乾かす「中干し」という管理があります。

田んぼの状態や品種、地域、天候によって管理方法は異なりますが、根の成長や田面の状態を整えるために行われます。

米は、田植えをして水を張っておけば自然に完成するわけではありません。

水、雑草、病害虫、生育状況などを見ながら、継続的に手をかける必要があります。

店舗経営も同じです。

開業して商品やサービスを用意しただけでは、安定した事業にはなりません。

数字を見て、問題を見つけ、手を入れ、再び状態を確認する。

手をかける場所と、任せる場所を判断することが重要です。

売上と給料は同じではない

人を雇うことを考えると、売上と給与の関係をどのように説明するかが難しい問題になります。

従業員が100万円を売り上げたとしても、その100万円をそのまま給与として支払えるわけではありません。

店舗には、次のような費用がかかります。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 材料費
  • 広告費
  • 決済手数料
  • 社会保険料
  • 労働保険料
  • 税金
  • 設備費
  • 修繕費
  • 会計や労務の管理費
  • 売上が少ない日の人件費

さらに、経営者は売上の変動、事故、クレーム、採用、退職、資金繰りなどのリスクも負います。

だからといって、経営者の都合だけで給与を低く設定すれば、従業員は納得しません。

重要なのは、感覚で給与を決めるのではなく、店舗全体の数字を整理し、どの水準なら継続的に支払えるかを明確にすることです。

雇用するなら、本人が成長できる仕組みが必要

短時間だけ働いて数万円の収入を得る働き方も、一つの選択肢です。

しかし、本人がより多くの収入を望むなら、単に勤務時間を増やすだけでは限界があります。

  • 担当できる技術を増やす
  • 一人で対応できる客数を増やす
  • 再来店につながる接客を身につける
  • 店販や追加メニューを提案する
  • SNSやブログから集客する
  • 自分の顧客を増やす

こうした売上を生み出す能力が必要です。

経営者としては、従業員に「もっと売上を作ってほしい」と求めるだけでは不十分です。

売上を作るための技術、教育、仕組み、評価制度を用意する責任があります。

一方で、従業員側にも、与えられた仕事をこなすだけでなく、自分の価値を高める意識が必要です。

雇用は、経営者と従業員のどちらか一方だけが得をする関係では長続きしません。


1週間を振り返って見えた共通点

この1週間は、美容、勉強、筋トレ、SNS、家族、ゲーム、読書、農業、経営と、一見するとまとまりのない話題が続きました。

しかし、すべてに共通していたことがあります。

それは、経験したことを振り返り、次の行動に使える形へ変えることです。

美容師として薬剤や技術を学び直す。

忙しさと売上を数字で確認する。

筋トレのやりすぎを見直す。

SNSで面白さと配慮を両立する。

ゲームの進化から、長く愛される仕組みを考える。

雑誌の付録から、商品価値と転売問題を考える。

田んぼを見ながら、管理と継続の重要性を考える。

従業員の給与から、店舗経営の構造を考える。

何気ない日常でも、言葉にして振り返ることで、次の改善点が見つかります。

音声配信を毎日続ける意味も、完成された話を届けることだけではありません。

頭の中にある考えを外へ出し、自分自身が何を考えているのかを確認することにも価値があります。


今後改善したいこと

今回の振り返りを、次の行動につなげます。

1.曜日ごとのトークテーマを記録する

テーマを決めても忘れてしまえば、毎回考え直すことになります。

スマートフォンのメモやカレンダーに、曜日ごとのテーマを固定しておきます。

2.音声配信の前に3項目だけメモする

完全な台本を作ると負担が大きくなります。

配信前に、次の3つだけ書きます。

  • 今日伝えたい結論
  • 具体的な出来事
  • 最後に伝える一言

これだけでも、話が脱線しにくくなります。

3.筋トレの目的を「頑張る」から「減量」に戻す

重量や運動時間を増やすことが目的にならないようにします。

体重、疲労、睡眠、食事、腰の状態を見ながら、負荷を調整します。

4.SNS投稿は実体験を一つに絞る

一つの投稿に多くの話を詰め込まず、一つの出来事と一つの気づきに絞ります。

ユーモアを入れつつ、個人を特定できる情報は削ります。

5.雇用は時間帯別売上を見て判断する

スタッフを増やす場合は、感覚ではなく、曜日別・時間帯別の客数と売上を確認します。

人手が必要な時間に絞って配置し、固定費化を避けます。


よくある質問

毎日の音声配信には意味がありますか?

話す練習、思考整理、ブログやSNSの素材作りとして意味があります。

ただし、録音して終わりにせず、文字起こしや要約を行い、別のコンテンツに再利用すると効果が高まります。

低価格サロンでも丁寧な施術はできますか?

可能ですが、すべての工程に同じだけ時間をかけることはできません。

施術工程を標準化し、必要な説明を簡潔に行い、清掃や衛生管理など、削ってはいけない部分を明確にする必要があります。

筋トレは毎日行ってもよいですか?

部位、負荷、疲労度によります。

同じ部位を高負荷で毎日鍛えるのではなく、部位を分ける、軽い日にする、休養日を設けるなどの調整が必要です。

痛みや強い疲労がある場合は、無理に続けるべきではありません。

従業員の給与は売上の何%が適切ですか?

店舗の家賃、材料費、社会保険、客単価、稼働率などで異なります。

売上だけで決めず、会社負担の社会保険料や間接コストを含めた総人件費で判断する必要があります。


まとめ|日常を言葉にすると改善点が見えてくる

7月16日から22日までの1週間は、仕事、学び、運動、家族、趣味、経営について考え続けた7日間でした。

毎日を過ごしているだけでは、出来事はそのまま流れていきます。

しかし、音声で話し、文字にして整理すると、自分が繰り返し悩んでいることや、次に改善すべきことが見えてきます。

完璧な内容を毎日発信する必要はありません。

大切なのは、経験をそのまま終わらせず、自分の中で意味のある形に変えることです。

気づいたら調べる。

理解したら試す。

うまくいかなければ修正する。

そして、また続ける。

美容師としても、経営者としても、一人の人間としても、この繰り返しを大切にしていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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