子どもにファイナルファンタジーをやらせる理由。ゲームを遊びで終わらせない考え方

ゲームというと、

どうしても「時間を奪うもの」「勉強の邪魔になるもの」と見られがちです。


もちろん、やり方を間違えればそうなることもあります。

けれど、自分はゲームをそこまで単純に悪いものだとは思っていません。

むしろゲームには、物語、音楽、想像力、親子の会話、

思い出といった、いろいろな要素が詰まっています。


だからこそ、子どもに何を触れさせるかは案外大事です。

今回は、自分がなぜ子どもにファイナルファンタジーをやらせようと思っているのか、

その理由を整理してみます。

1. ゲームをただの暇つぶしで終わらせたくない

自分は、子どもにゲームをやらせること自体を否定していません。
ただし、何でもいいとは思っていません。

ゲームは、ただ惰性で時間を溶かすためのものにもなります。
一方で、選び方次第では、考える力や感じる力を育てるものにもなります。

ゲームを通して自分が大事だと思っているのは、

  • どんな物語に触れるか

  • どんな音楽を聴くか

  • どんな世界観を想像するか

  • 誰と共有するか

このあたりです。

単に最新作だから、流行っているから、みんながやっているから、

という理由だけで選ぶのではなく、何が残るかまで考えたい。


そう思うと、ゲームも立派な教材になり得ると感じています。

2. なぜファイナルファンタジーなのか

自分がファイナルファンタジーを選ぶ理由は、

いくつかあります。

まず、

昔のゲームは今の作品に比べて、

情報量がちょうどいいです。


複雑すぎず、分かりやすく、でも薄すぎない。


子どもが触れる最初の作品としては、

かなりバランスがいいと思っています。

そして、ファイナルファンタジーは、

ゲームシステムだけでなく、世界観や音楽にも魅力があります。


キャラクターの会話やストーリーの進み方も、

ナンバリングによりますが極端に難解ではないものもあります。

好きなのは3.4.5.6.7.8.9あたりです。


だから、子どもが「分からないまま置いていかれる」感じになりにくいです。

今の作品の中には、考察前提だったり、設定が複雑だったりして、

大人でも理解に時間がかかるものがあります。


それはそれで面白さがありますが、最初に触れるものとしては、

もう少し分かりやすい作品のほうがいい。


その意味で、FFの3.4.5.6.7.8.9あたりは、

かなりいい入口だと思っています。

3. 音楽と物語は子どもの感性に残りやすい

自分がゲームをやらせる理由の中で、かなり大きいのが音楽です。

ゲーム音楽というのは、歌詞がないものが多いです。

だからこそ、逆に想像する余地があります。

その曲を聴いた時に、

場面や風景、登場人物の気持ちが頭に浮かぶ。


こういう体験は、子どものうちにしておくとかなり強いと思っています。

たとえば、悲しい曲を聴いた時に、ただ「暗い曲だな」で終わるのではなく、


「何か別れの場面っぽい」

「広い草原が見える」

「旅の途中みたいだ」


そんなふうに風景を思い浮かべられるかどうか。

これは言い換えると、想像力の訓練でもあります。

しかも、
子どもの頃に触れた音楽というのは、

あとになっても残りやすいです。

何年後かにふと聴いた時、

一気にその頃の空気まで思い出せる。

そういう記憶の残り方をするのが、

ゲーム音楽の強さだと思っています。

4. 分かりやすい物語は子どもに向いている

昔のゲームは、

今のゲームに比べて脚本が分かりやすいものが多いです。


これは単純という意味ではなく、受け取りやすいという意味です。

たとえば、親子関係、旅立ち

、別れ、仲間、成長。


こういったテーマが、

比較的まっすぐ描かれている作品が多いです。

ドラゴンクエスト5もそうですし、

クロノ・トリガーもそうですが、
昔の作品には「難しくしすぎない強さ」があります。

今の作品は情報量が多く、設定も複雑で、

読み解きや考察を楽しむタイプのものも多いです。

大人になってからならそれも面白いですが、

子どもが最初に触れるものとしては、

もっと分かりやすいほうがいい。

物語が分かりやすいと、子どもはストレートに受け取れます。


その受け取り方の中で、

自分なりに感じたり考えたりする余地が生まれます。

最初から難解すぎると、

その前に疲れてしまいます。

5. 昔のゲーム体験は将来の支えにもなる

ゲームは、その場だけの娯楽では終わらないことがあります。

むしろ、自分はそちらのほうが大きいと思っています。

人は将来、しんどい時や孤独な時を経験します。

その時に、昔触れた音楽や物語、

世界観が、ふと心の支えになることがあります。

「あの曲を聴くと落ち着く」

「あのゲームの世界を思い出すと少し気が楽になる」

「子どもの頃にこれをやっていてよかった」

そう思える体験は、決して無駄ではありません。

だから自分は、

ゲームを頭ごなしに否定するより、

何を触れさせるかを大事にしたいと思っています。

ゲームは遊びです。


でも、遊びだからこそ、

心の中に残るものがあります。


子どもにファイナルファンタジーなどのRPGをやらせたいのは、

単に昔の名作だからではなく、


その中に、音楽、物語、想像力、

親子の共有体験としての価値を感じているからです。

興味が出たらぜひお子様だけでなく、

ご自身も触れて楽しんでみてください。

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