低価格カットという働き方のメリットとデメリット
低価格カットという働き方は、
人によって合う合わないがはっきり分かれると思います。
このブログでは、
地方でカットとカラーの仕事を続けている
一人の美容師としての記録を書いています。
今回は、
日々の仕事を続ける中で感じている
低価格カットのメリットとデメリットを
整理して書いてみます。
メリットと感じている点
仕事の内容がシンプルになる
低価格カットの仕事は、
やることが比較的はっきりしています。
カットとカラーが中心で、
複雑なメニュー構成はありません。
その分、
目の前の作業に集中しやすく、
余計なことを考えすぎずに済んでいます。
集客面で大きく悩みにくい
低価格という点から、
一定数の来店があるのは事実です。
派手な宣伝をしなくても、
地域の中で必要としてくれる人がいる。
地方では、
その傾向がより強いと感じています。
売上の把握がしやすい
単価が決まっているため、
来店数によって売上が大きく変わることはありません。
良くも悪くも、
数字が分かりやすい働き方だと思います。
デメリットと感じている点
体力的な負担は避けられない
単価が低い分、
ある程度の人数をこなす必要があります。
忙しい日は、
ほぼ休みなく手を動かし続けることになります。
年齢を重ねるほど、
この点は無視できなくなってきました。
待ち時間が発生しやすい
一人で営業しているため、
タイミングによっては
待ち時間が出てしまうことがあります。
クチコミなどでも、
その点に触れられることがありますが、
現実として避けられない部分です。
価格だけで判断されることもある
低価格という理由から、
仕事内容を軽く見られることもあります。
実際には丁寧にやっていても、
価格の印象が先に立つことはあります。
続けている理由
それでも、
今のところこの働き方を続けています。
無理をしすぎず、
生活が回っている。
体調や年齢を考えた時に、
今の自分には合っていると感じています。
特別なことはしていませんが、
続けられている、という事実はあります。
まとめ
低価格カットは、
楽な仕事ではありません。
向き不向きはありますが、
地方では現実的な選択肢の一つだと感じています。
この記録が、
同じような働き方を考えている人の
参考になればと思います。
次回は、
低価格カットを長く続けるために意識していること
について書く予定です。